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その3.看護部長日記8月号

  夏本番の東京です。先週からリオオリンピックが始まり、つい応援にも力がはいり、睡眠不足の今日この頃です。

 

さて、今回は新人看護師たちの話です。

先日、師長会議で新人看護師の報告がありました。手術室では外科、脳外科、整形の直接介助の経験を着々と積んでおり、病棟では6月にお試し夜勤を2回経験し、7月から本格的な夜勤オリを開始しています。  

当院では教育担当師長を中心に看護部全体の教育プランを立てていますが、新人それぞれの習熟度に合わせて、部署で師長や主任、教育委員、プリセプターが話し合い、計画を修正―夜勤オリを遅らせて日勤業務の習得をメインにするなど―しています。

 

毎年そうなのですが、この頃になると、新人の中で「自分は人より遅れている」「自分は患者さんのニーズに何も応えられていない」「まだ先輩と一緒じゃないと何も一人でできない」と、悩む者がいます。

 確かに、記録を電子カルテに入力するにも考えながらなので時間もかかります。自分のことで精いっぱいで、患者さんから情報を聞きとるのも自分の聞きたいことだけ聞くことが多い。けれども、入職して4か月が経ち、バイタルサイン測定やおむつ交換、点滴の準備など少しずつ出来ることも増えていますが、出来ないことに目が向いてしまうんですね。

7月の新人フォローアップ研修は院外での研修でした。午前中はグループワークで3か月間を振り返り、午後は二人一組になってバドミントン大会でした。研修後のアンケート結果では、「自分だけじゃないと分かった。明日からこのメンバーと、またがんばっていきたい」と前向きな感想が多くありました。研修を通して、他の人も自分と同じように悩んでいること、つらいときにどう対応するかヒントをもらったようです。

 

先日、病院見学に来た方と手術室を訪れると、新人看護師が患者さんに目線を合わせ、丁寧に、そして時に笑顔で声をかけ、患者さんの緊張をほぐしながら患者確認をしていました。見学者から「新人さんなんですか。落ち着いてやってますね。すごいですね。」と言われ、私もうれしくなりました。技術だけでなく、患者さんの気持ちに寄り添うことや笑顔、看護師にとって大事なことが出来ているよ。

斎藤 支奈子

 

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看護部長ブログ   2016年08月13日
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